普通の小学生に戻りたい
宿題、説教、受験勉強。
たくさんの重さがのしかかって、みーは疲れたのか。
今日は、暗記テスト不十分で指摘をいれた。
いつものような激しい感じにはなってないが、学習に関しては厳しく接している。
終わり際に、みーは受験勉強きついって、ぽろっと口にした。
じゃあ辞める?って聞いたらいつもは、するって言うが今日は、無言でうんってうなずいた。
今日はケンカ中の出来事ではないので本心だったのだと思う。
もっと遊びたいのだろう。もっとテレビを見たいのだろう。もっと普通の生活がしたいのかもしれない。
どうしたいの?って尋ねると、もっとパパと一緒に遊びたいって。
かわいそうに思うが、でもここまで頑張ってきた半年間を無駄に私はしたくない。
私の受験になって、みーを道連れにしているようなものだが、せっかくここまで色々な出来事を乗り越えて頑張ってきた半年間を無駄にしたくない。
みー、辛いのパパと半分こしよ。
パパも頑張ってる。
みーがきついのもわかる。
でも、パパはみーと受験したい。
みーも頑張ってる、でもきつかったのだろう。やっぱり辞めたいって言った。
じゃあ辞めんねって言うと、そっぽ向いてじっと固まる。
なんて言って欲しいの?受験しよって言って欲しいの?
この問いかけにも微妙な反応。
最終的に、受験頑張るってなった。
最後に受験しよってパパに言って欲しかったって言ったけど、多分パパに気を遣ってくれたんだと思う。
本当の本当は、勉強辞めたいんだと思う。けど私が張り切ってるから、みーはその期待に応えようと頑張ってくれてるのが見てわかる。
パパ想いの優しい子だから。